日本では、戦後しばらくはダットサン・フェアレディ、ホンダ・S600、トヨタ・スポーツ800など、少数を除き、本格的なスポーツカーは作られていなかった。1980年代に入ると、多くのメーカーでスポーツカー像を模索し始め、開発も盛んに行われた。1990年代までは人気が高かったが、現在、日本国内での人気は低下している。
そもそも、スポーツカー(スポーティカーも含む)は、運動性能やデザインを優先して作っているため、積載能力や居住性、燃費などが犠牲になっていることから実用性が低く、趣味性が高い自動車であるといえる。 そのため、日本車のスポーツカーは、バブル景気が崩壊した後の景気の冷え込みや、平成12年度排気ガス規制をきっかけとして多数のモデルが人気不振に陥り、製造を中断し、後継車種も無くモデル消滅となった。
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ユーザーの嗜好は常に変化しやすく、近年では自動車に万能性を求め、主に積載能力やその他実用性の高いミニバンやコンパクトカー(ハッチバックやトールワゴン)に人気の中心が移行している。加えて2004年あたりから顕著になっている世界的な原油高によるガソリン価格の上昇で、経済的な軽自動車やコンパクトカーを買う動きも強く、さらには主なターゲットである若年層の雇用不安定化(就職氷河期を参照)などが原因で発生した車離れによる需要の冷え込みもある。
そして、スポーツカー市場の縮小は、折からの若年層のクルマ離れを助長するという結果をも招いている。そのため、現在各メーカーで若年層をターゲットとした低価格スポーツカー(スポーティーカー)の開発が進められている。また、2007年東京モーターショーに出展された本田技研工業のスポーツ性能と環境性能を両立したハイブリッドスポーツカーCR-Zや日産自動車出展のスポーツカー並みの性能とコンパクトカーのような広いキャビンを持つ「ラウンドボックス」のように各メーカーで未来のスポーツカー像が模索されている。